シニアライフを彩るピアノと日常

60歳を目前にピアノ再開。2年独学の後、ピアノ教室に~

ソナチネを始めた~課題

ギロックの「こどものためのアルバム」と「叙情小曲集」を2022年9月から色々な曲をレッスンしてもらった。

残りはちょっと私がやるには難しい感じになり、「ソナチネ」をやりましょうかと言われた。子供の頃にソナチネは多分やり始めたくらいでレッスンをやめた記憶がうっすら。

そのタイミングでインベンション8番も一応終了。インベンションは(多分いっぱいいっぱいな感じなので)いったんお休み。

ということで、今週練習しているのは「ハノン」「ベルティーニ 25のやさしい練習曲」「ソナチネ」。そして「ギロック 叙情小曲集 海の風景」は終わる予定だったけれどリズムがおかしくなってきていたのでもう1回となった。

 

ソナチネ」は7番のClementi Op.36-1から始めるのが定番とのことで、1楽章を練習してきて初めてのレッスン。

この2週間、自分では今まで教わったことに気をつけて練習してきた。

・音階が続くところは歌うように

・左手のメロディーもちゃんと聴く。

・フレーズが弱拍で始まるところをガツンと弾き始めない

レッスンを受けたらもっともっと気をつけるところがたっくさん。自分ではもうちょっと楽に次にいけると思ったのに💦

・左手はベース音なので、もっとしっかりと。でも固い音ではなく鍵盤の近くから肘を動かして丁寧に弾く

・8小節目から12小節目にかけて1音目が順々に上がっていくのでそれを意識して

ソナチネは短いながらもソナタ形式をもっている(第1主題がハ長調で経過句でト長調に移り第2主題はそのままト長調掲示部もト長調で。展開部はト長調で始まり第1主題のハ長調が出て再現部に移り経過句もハ長調のまま。ハ長調で第2主題があらわれて再現部および第1楽章をしめくくる)

できたら第2楽章も見てくる

 

ベルティーニ 25のやさしい練習曲」は一生懸命練習してようやくレッスンで見てもらえるくらいで、ソナチネは楽譜的にはそれよりいくぶん優しいかなと思ったがそうではなく、課題が多くあるので頑張ろうと思った。

 

 

ピアノレッスン~引き算を考える

今日のレッスンで一番印象に残ったのは

引き算を考える~メロディー以外の音を控えめに弾くとメロディーが自然と浮かび上がってきます。全部を一生懸命に弾かない。

これは娘たちのピアノの発表会を聴きに行ってた頃からよおく思っていました。

伴奏がうるさいとメロディーが引き立たない。

 

でも、いざ自分が練習すると音符を追っかけるのに精いっぱい。

そして片手ずつならメロディーが良くわかるのに、両手で弾くとそれぞれの音の流れが聴き取れなくなってメロディーが繋がらなくなる。

 

でも、今までは片手ずつでも一音ずつガツガツを聴こえる弾き方だったので、少し成長したのかもしれない。

 

 

ピアノレッスン~課題は繋がり

スタッカートは「ブツッと切れるように弾かずに次に繋がる余韻をもって切るように。」とどの曲でも言われる。

意識して練習するようにしているがなかなかうまくいかない。

 

 



今回のレッスンでもベルティーニのこの部分で先生が見本を弾いてくれたら3連符が軽やかに可愛く聴こえてまとまりがある。弾いてみせてもらえるとなるほど!と思う。



ギロックの「魔法の木」でもこの右手のメロディー部分でスタッカートを丁寧に弾いて音を聴いてから次の音を弾くようにと言われた。確かに次の音が遅れないように弾くのが精いっぱいだった。

インベンション の再開~8番

 

昨年の10月に1番を2ヶ月くらい、4番も2ヶ月くらいかけてレッスンしてもらった。先生から「インベンションはいったんお休みして、ギロックをやってみましょう」と言われた。

ギロック「こどものアルバム」を半年くらいやってきて、私には難しいと思われる曲が残って、先生から「インベンションをやりましょうか。8番を練習してきてください。この曲は明るくて弾きやすいと思いますよ。」と8日のレッスンで言われた。

バッハが聴くのも弾くのも楽しいけるど、私にはまだまだ2声が難しいので無理なのかなと思っていたので嬉しい。

前半をまず片手ずつゆっくりと何度も弾いてから両手でゆっくりと弾いて、何とか右手も左手もちゃんと聴きながら弾けるようになってきた。

後半もこれから練習する。22日のレッスンまでには後半は間に合わないかな。せめて前半をもう少し綺麗に弾けるようにした方がいいのかな。

この半年で、私の1番気になってるダメな弾き方なめらかでなく1音ずつブツブツ聴こえるのはマシになったかな。そうだといいな。弾いてる時はなめらかに弾いてるつもりでも録音するとガシガシ聴こえてガックリするので、最近はこわくて録音できていない。明日は勇気を出して録音してみるかな。

 

ピアノレッスンで思うこと

レッスンを受けだして1年あまり。

ようやく緊張でガチガチから抜け出して、録画しなくても内容を振り返られるようになった。

先生にも「ここをどうしたらいいか」とか教えてもらった時に、「そういう風に弾きたいけれど上手くいかない」とか言えるようになった。

自己流で練習していた時には良くない演奏だとはわかってもどこがだめなのか、どう直せばいいのか全然わからなかった。だから勇気を出してレッスンを受けることにした。

自分に音楽的センスが無いとは思っていたが、先生に指摘されることで、自分の弾き方がことごとくダメっていうことが露呈していった。先生は優しくて徐々に直していってくださり、グダグダでボロボロになっても「いいですよ!」と言ってくれる。

はじめは先生が、私の弾き方と手本の弾き方と両方やってくれてなるほど!と思ってたばかりだったけれど、だんだん、自宅で練習している時に先生に指摘される箇所がわかるようになってきた。それを意識して自分なりに注意されないように頑張って練習していくけれど、やはり予想どおりに注意されて、手の形や動き、力の抜き方等丁寧に教えてもらってようやくすこしずつ良くなっていってる…と信じたい。

自分では良くなったかなと思い、確認のために録画してみたら全然できていなくて愕然とする。最近は恐くて録画できなくなった。

先生は「合格した曲は記念に録画しておくといいですよ!」と言ってくれたけれど…。

今はこんなだけれど、1年後とかに聴くと自分の進歩が実感できるかもしれないから録画した方がいいかな。

 

素敵な演奏をされる先生で、しかもできない生徒が何故弾けないか、どうすれば弾けるようになるか一生懸命に考えてくださって、弾きたい曲の希望も聞いてもらえる。

いい先生にレッスンを受けられて幸せ。

ピアノレッスン 左手リズムに右手をのせる

レッスンの覚書だが、細かいことはプライベートブログの方で書く

今日は合格曲は一つもない。でも、いつも「いいとしましょう」という感じなので、自分でももっとキチンと弾けるようになりたいなと思ってしまう。家でもう一度注意されたところを弾いてみるが、先生がいいとおっしゃたので今はこれでいいとしようと次の曲を練習する。先生もきっとまだまだ直したいところはたっくさんあるのだろうけれど、際限がないのでキリをつけているのだろう。

先生が弾いてみせてくれると、魔法のようだ。いきいきとメリハリがついてすてきだ。

先生の演奏が素晴らしいので、先生の指導を信じて一生懸命練習しようと思える。

  

ハノン

・付点練習→タッカのタッにアクセントをつけてタッカの”カ”を軽くということで練習してきたが、流れを優先するのかアクセントを優先するのか迷いながら練習していたので中途半端になっていた。手の重みを利用してアクセントをつけるので手首は上下してもいいとのこと。

・普通の音符→上昇・下降でフレーズを作らず1小節でフレーズを作る→そのながれでての動きを作る

ベルティーニ 6番

・1小節ごとのデクレッシェンドを意識して練習してきたが、4小節でもフレーズを作るようにとのこと→1拍目は弱くならない

・休符の小節は音が消えていくのを確かめて次のフレーズが始まった!という感じで

・左手が1小節分伸ばすところと、8分音符になっているところをキチンと区別する。

ギロック 祭り

 

・最後のフレーズに入る前のドレドレが一番強くその次のドを長く勿体をつけてレレに行くがレレを力まない。レレとその後のテヌートの響かせる音が同じくらいになる。ドレドレに入る少し前からの左手のカデンツを意識して。テヌートは大きくではなく向こう側に押す感じで。

ギロック 魔法の木

・2拍子を意識する

・右手の和音はつかむように鋭く軽く弾くと小指の音もちゃんと出る

 

 

レッスン開始から1年が経ちました

レッスンを開始して1年が経ったけれど、1年は本当に早く、進歩したのはほんのわずか。でも、やはり独学よりは全然違うと思う。これからも少しずつでも綺麗に弾けるように頑張りたい。

◎1年を振り返って思うこと。

・まずはじめの頃のように朝から緊張してソワソワしなくなった。緊張しすぎて逆に色々やらかした。肝心のレッスンのバッグを玄関に忘れて行ったり、マスクを車の中に置いたままレッスン中はマスクをしていなかったことに終わって車に乗ってから気がついたり、旅行のお土産を家に忘れてレッスン後に折り返して持っていったり。はじめの頃は緊張して何を言われたか覚えてる自信がなく、レッスンをスマホで録画させてもらってた→今ではそこまで緊張しなくなったので”やらかし”はなくなってきた。

・自己流でピアノの練習を再開したので、弾き方に変な癖もついているし、基本的な法則もわかっていなかった。自分には音楽的なセンスがなく強弱も間違っていることが多い(楽譜の記号で指定されていない部分の細かいところ)→この1年で自分の欠点や法則も徐々にわかってきたが頭ではわかってもなかなか身体はいうことをきかない

・一番の今の悩みは歌うように弾けない→一音ずつ押し付けるように弾いてしまっている→手首を柔らかく鍵盤の底まで押さずに音をコントロールしながら滑らかに聴こえるように

◎よく注意を受ける点

・伴奏をしっかりリズムを刻み、メロディーをそれにのせる→メロディーを弾くのに一生懸命で伴奏をメロディーに合わせてしまいがち。そして伴奏も一音ずつではなくフレーズ感を出すように弾く

・スタッカートはブツッと切らないで次に繋がるように意識して

・何拍子かを意識してその拍子にのるように

・スラーの後ろの音はスッと上に抜くように軽く弾く→下に押さえないで

・軽く鋭い和音はつかむように弾く

・一音ずつ手首を上下しない

・拍子をとる時に頭をふらない

・身体の力を抜く

◎練習している曲

・ハノンを1番→リトルピシュナ48の基礎練習をしていたが、調が次々に変わるので音符を追うのに一生懸命で今の私では手の形、音の練習には向いていないんじゃないかということでハノンに変更(独学の時には単純に弾くだけだったので眠くなるからという理由でリトルピシュナをしていた)

ベルティーニ 25のやさしい練習曲の6番→ツェルニー30番を進めていたが、先生からの勧めでこちらの方が音楽的なことや色々な技法が短時間で学べるんじゃないかとのことで切り替えた。1曲ずつが短く色々なタイプの曲が出てくるので、私にはツェルニー30番より時間もかからず効率的に思えるので良かった。

ギロック こどものためのアルバムより「祭り」「魔法の木」→バッハが好きなので独学で小品集を進めていた。そしてインベンションをやりたくて2曲くらいみてもらったが、今の私にはちょっとむずかしいようで、先生からギロックを勧められた。ギロックも弾きたくて何冊か持っていたので、それも嬉しいけれど、将来的はバッハを弾きたい。その日を楽しみに色々練習して頑張ろうと思う。