シニアライフを彩るピアノと日常

60歳を目前にピアノ再開。2年独学の後、ピアノ教室に~

レッスン開始から1年が経ちました

レッスンを開始して1年が経ったけれど、1年は本当に早く、進歩したのはほんのわずか。でも、やはり独学よりは全然違うと思う。これからも少しずつでも綺麗に弾けるように頑張りたい。

◎1年を振り返って思うこと。

・まずはじめの頃のように朝から緊張してソワソワしなくなった。緊張しすぎて逆に色々やらかした。肝心のレッスンのバッグを玄関に忘れて行ったり、マスクを車の中に置いたままレッスン中はマスクをしていなかったことに終わって車に乗ってから気がついたり、旅行のお土産を家に忘れてレッスン後に折り返して持っていったり。はじめの頃は緊張して何を言われたか覚えてる自信がなく、レッスンをスマホで録画させてもらってた→今ではそこまで緊張しなくなったので”やらかし”はなくなってきた。

・自己流でピアノの練習を再開したので、弾き方に変な癖もついているし、基本的な法則もわかっていなかった。自分には音楽的なセンスがなく強弱も間違っていることが多い(楽譜の記号で指定されていない部分の細かいところ)→この1年で自分の欠点や法則も徐々にわかってきたが頭ではわかってもなかなか身体はいうことをきかない

・一番の今の悩みは歌うように弾けない→一音ずつ押し付けるように弾いてしまっている→手首を柔らかく鍵盤の底まで押さずに音をコントロールしながら滑らかに聴こえるように

◎よく注意を受ける点

・伴奏をしっかりリズムを刻み、メロディーをそれにのせる→メロディーを弾くのに一生懸命で伴奏をメロディーに合わせてしまいがち。そして伴奏も一音ずつではなくフレーズ感を出すように弾く

・スタッカートはブツッと切らないで次に繋がるように意識して

・何拍子かを意識してその拍子にのるように

・スラーの後ろの音はスッと上に抜くように軽く弾く→下に押さえないで

・軽く鋭い和音はつかむように弾く

・一音ずつ手首を上下しない

・拍子をとる時に頭をふらない

・身体の力を抜く

◎練習している曲

・ハノンを1番→リトルピシュナ48の基礎練習をしていたが、調が次々に変わるので音符を追うのに一生懸命で今の私では手の形、音の練習には向いていないんじゃないかということでハノンに変更(独学の時には単純に弾くだけだったので眠くなるからという理由でリトルピシュナをしていた)

ベルティーニ 25のやさしい練習曲の6番→ツェルニー30番を進めていたが、先生からの勧めでこちらの方が音楽的なことや色々な技法が短時間で学べるんじゃないかとのことで切り替えた。1曲ずつが短く色々なタイプの曲が出てくるので、私にはツェルニー30番より時間もかからず効率的に思えるので良かった。

ギロック こどものためのアルバムより「祭り」「魔法の木」→バッハが好きなので独学で小品集を進めていた。そしてインベンションをやりたくて2曲くらいみてもらったが、今の私にはちょっとむずかしいようで、先生からギロックを勧められた。ギロックも弾きたくて何冊か持っていたので、それも嬉しいけれど、将来的はバッハを弾きたい。その日を楽しみに色々練習して頑張ろうと思う。